シーモンキー [日記]
だいぶ気温も高くなってきたので、今年もシーモンキーを孵化させることにしました。
シーモンキーは塩水に棲む生き物で、20~30度位の水温で生育します。
25度位がベストでしょうか。
1~2日で孵化し3週間程で大人になるので(ちょっと気が早いですが)夏休みの観察日記に最適です。
興味のある人のために育て方を書こうかと思います。
シーモンキーを育てるには以下のものが必要です。
・シーモンキーの卵
・容器(ペットボトルやコップでOK)
・粗塩(スーパーマーケットで売っています)
・エサ(金魚のエサで大丈夫)
・補充用の水を入れておく容器(ペットボトルでOK)
あとは観察用に虫眼鏡やスポイトもあると良いでしょう。
まず卵ですが、シーモンキー飼育セットとかを買う必要はありません。
熱帯魚を扱っているお店にいくと「アルテミア」という名前で魚のエサとして売っています。(厳密には微妙に違う種類のものですが。)
卵のまま魚に食べさせるために孵化しないように処理したものもありますので気をつけましょう。
買うときは最も量の少ないものを選びましょう。
シーモンキーの卵はやたら小さいので、観察用なら耳掻きに軽く半分とか3分の1とかの量で十分だからです。
さて一通り揃ったら、容器に水を入れ一晩おいておきます。
そこに粗塩を適当に溶かします。
シーモンキーは塩分濃度にはかなり広範囲に対応しますので、「適当」で十分なのです。
心配なら濃い目にしておけば問題ないでしょう。
また、ペットボトル等に水を入れ、飼育容器の横に置いておきます。
これは飼育容器の水が減ったときに補充する為のもので、飼育容器と同じ水温にする目的で汲み置きするのです。
次にシーモンキーの卵を入れます。
量は容器の大きさによりますが、耳掻き半分で何十匹も孵ります。
大概、次の日には孵化していますが、水温が低めだったりすると2~3日かかることもあります。
卵の大きさに比例して孵化直後のシーモンキーはとても小さいので、見つけるのに苦労するかもしれません。
孵化して数日はお腹に卵の栄養を持っていますのでエサは不要です。
3日目位にすり潰して微粉末にした金魚のエサを与えます。
量は容器の大きさやシーモンキーの数によりますが、耳掻きに何分の1とかで足りると思います。
ちなみに、黄粉なんかも食べるようです。
あとは容器の水が減ったら汲み置きしておいた水を足し、1日1回(1~2日抜いても大丈夫)エサをやっておけば3週間程で大人になり卵を産みます。
きっと親子で泳ぐ姿が見られることでしょう。
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